陶芸(陶磁器)本のレビュー
10分陶芸の本を読んだときに、 クレンザーを水で溶かすと 釉薬の代わりになる。 という文章を読んで、 なんのこっちゃ? と思っておりましたが、 この本を読んで、 その意味が分かりました。 釉薬の基本原料は3つ。 シリカ(珪酸分) アルカリ類 アルミナ …
キホンの基本って どんな事なんだろう と思って手に取った一冊。 そうじゃないかなと 思ってたところでは、 土を練る事 荒練り→菊練りをすることは キホンの基本 これからもしっかり感触を つかんでいこうと思いました。 土練りから始まったので、 次ぎは成…
この本の内容 釉薬の色見本と、 釉薬の掛け方が詳細な 全ページカラー写真の本です。 すべて購入可能な調合済みの釉薬で 酸化焼成と還元焼成の例が見られます。 私の感想 ほとんどの釉薬は、 私が教室(くらぶ)で使っている物と 同じ色合いでしたが、 全然…
サラリーマンとして CMプランナーのお仕事をされるなか、 一生の趣味が持ちたいと 陶芸を始めた林さんの自伝。 ゴルフもやってみた、 釣りもやってみた、 でも違った。 陶芸教室に行ってみたら、はまったそうです。 わかる、その気持ち〜、と 共感しながら …
内容&感想 写真と文字の構成が すっきりとしていて 見るのも、読むのも楽しい本でした。 模様の説明が詳しく、 吉祥文について知る事ができました。 文字で「福」とか「寿」とあれば 縁起よいものとして 作られた事はすぐ分かりますが、 絵の場合は、 知ら…
この本の内容 1章 暮らし拝見 古伊万里に魅せられた人たちが どんな風に、飾ったり テーブルセッティングして使ったりしているのかが 紹介されています。 和室あり、 在日外国人のお宅ありと お部屋の様式を問わず紹介されているところが 見所です。 2章 カ…
この本の内容 古伊万里の小皿、豆皿、小鉢の 模様図鑑となっており 模様の種類は、 花、草木、果実・野菜、 動物、唐草 山水、人物、自然、 その他、 幾何、物・宝、文字 となっております。 図鑑と言っているとおり、 それぞれの皿の写真が 整然と並んでい…
この本の内容 三人の目利きが紹介する 古伊万里の 魅力、見所と暮らしの中での生かし方。 指南役は、 「自在屋」主人・勝見充男さん、 「古民芸もりた」主人・森田直さん、 「なずな美術」主人・小松由美子さん です。 古伊万里について本書から学んだこと 1…
この本の内容 古伊万里入門書 名称のこと、 制作時期のことなどの説明。 伊万里とは、 有田焼が積み出された港の名前に由来。 伊万里、古伊万里と、 江戸時代の有田焼は、 同じ意味だと思ってOK 価格別の伊万里紹介。 1〜10万円台で買える古伊万里 20万…
この本の内容 4部構成です。 Chapter1 インスタグラムで見つけたいますぐマネしたい器使い Chapter2 料理と器のプロならではの器を楽しむ方法を知りたい Chapter3 器のお店にうかがった、今注目の器&作家たち Chapter4 フードスタイリストに聞いた器の買い…
この本の内容 知っておきたい名窯基礎知識 スペイン バレンシア ヒメノ リヤドロ バルセロナ アンダルシア マドリッドとその付近 ポルトガル ポルト ヴィスタ・アレグレ コインブラ コニンブリガ リスボン ボルダロ・ビニェイロ 私の感想 カラフルに絵付けさ…
この本の内容 小学生向けの本です。 はじまりもの体験シリーズ⑤ということで、 他シリーズには、 わら細工、竹細工、木工細工などが あるようです 縄文土器の作り方、 野焼きの仕方 後半には、 オーブン陶土を使った 皿、キャンディボックスの作り方 焼き物…
目次:第一篇 なぜ民芸に心を惹かれているか第二篇 民芸から何を私が学び得たか私の感想民芸についての説明とか、自分が惹かれている理由を解説しているとかそんなレベルではなく、ものすごくロジカルに、民芸が素晴らしいでしょ、ね、そうでしょ?(そうじ…
この本の内容 ふだんのうつわ「使う・選ぶ」のヒント集 白いうつわ 色のうつわ 柄のうつわ 染付のうつわ いろんな形のうつわ グリーンとうつわ おもてなしコーディネイト 見せる収納で美しく アウトドアにもうつわを 作り手のくらし 大谷製陶所 LABORATORIO …
この本の内容 青山にある、 うつわのお店「大文字」店主、 内木孝一さんの著作 業界の人間にとっては 当然とされている 「品質の見分け方」を 伝えてくれています。 序章、一目で分かる和食器図鑑 1章、ここが知りたかった!和食器の素朴な疑問 2章、知って…
この本の内容 フード&インテリアスタイリストの江口さんの著作 器をみるポイント 直径 深さ リム幅 和食器と洋食器 陶器と磁器 普段使いの器は5つでじゅうぶん 白いプレート 黒いプレート ケーキ皿 中鉢 飯椀 汁碗 丼 豆皿・小皿 人気ショップで選ぶ器 無…
この本の内容昭和十年に書かれた北大路魯山人の随筆青空文庫で読めます。 (青空文庫は無料のネット書籍です。) 私の感想北大路魯山人さんは、陶芸家かと思っていましたが、料理人です。陶器製作は、「料理同に目覚め、ものを美味く食うため」なんだそうで…
この本の内容 土 益子・笠間 瀬戸・美濃 常滑 信楽 伊賀 京都 備前 萩 唐津 磁器土・半磁器土 その他の土 釉 天然灰、合成灰 長石 珪石 含鉄土石、鉄 呉須、コバルト、マンガン カオリン、白絵土、化粧土 銅 その他の材料 シャモット、セルベン アルミナ 私…
この本の内容 フードスタイリスト、高橋みどりさんが自分の「好き」とこだわりをもって丁寧に集められた器、「わたしの器」 「あのひとの器」の章は著者が出会ってきた、素晴らしい器使いの方6人の器と料理。 私の感想 片口とは、丸いお椀の一部が 注ぎ口の…
この本の内容 さや鉢焼成の材料・道具 さや鉢の種類 成形と焼成方法 緋襷(ひだすき)水差し 練込炭化花器 古信楽壷 備前焼締板皿 伊賀ビードロ筒花入 備前焼締花入 色化粧炭化四方皿 白マット釉炭化マグカップ 灰釉白化粧一輪差 抜蝋釉化粧幾何学文ビアマグ…
この本の内容 うつわのある風景 作品の写真、シンプルなものが多い 陶芸基礎の基礎 道具、土の説明、 土の保存方法など てびねりの作り方 ろくろでの作り方 乾燥から焼成の手順 釉薬の基礎と使い方の解説 私の感想 陶芸ってどんなことをするのかなと やって…
この本の内容 八木一夫の陶芸随筆 背表紙より、 京都五条坂の陶芸家の長男として1918年に生まれ、自己内部の純粋な感情表出としての作品を求めた末に、非実用のオブジェ焼きに到達した造形作家の八木一夫。 「ザムザ氏の散歩」等の実用を排した多くの傑作を…
この本の内容 三島に必要な道具、印花の作り方 三島の細工がされた台鉢、アワビ鉢、芋頭、角切四方鉢の作り方 粉引の細工がされたとっくり、ぐいのみ、夏ちゃわんの作り方 牛ベラについて、 化粧土の作り方 刷毛目の細工がされた俵壷、徳利、扁壷(へんこ) …
この本の内容 幼い頃からリーチの書籍 「陶芸家の本(A Potter’s Book)に親しんでいた著者による リーチについての研究を表した本 リーチが20世紀のイギリスにおいて、 どのように賞賛され、 また批判されたのかを知る事が出来る。 巻頭には、 本人の写真…
この本の内容 横浜のとある食堂で働いていた 沖亀之助が高村光太郎と出会い、 高村家の書生に。 これまたロンドンの美術学校で 高村光太郎と出会った バーナードリーチが日本に来て 高村家にお世話になる。 亀之助はリーチの弟子になり、 リーチと共に陶芸と…
この本の内容 手びねり成形のポイント29個 ろくろ成形のポイント10個 急須・土鍋のポイント8個 装飾(粘土と化粧土)のポイント10個 絵付けのポイント11個 釉掛けのポイント13個 窯焚きのポイント15個 使い方のポイント3個 合計100のポイントをカラー写真…
この本の内容 焼成と窯の基本 窯の掃除と棚組の基本 素焼き、本焼きの基本 土鍋、上絵、楽焼き焼成の基本 電気窯、灯油窯、ガス釜、薪窯焼成の実践 私の感想 この本を読む前に、 私の心の師匠、イノウエセイジさんが この本について解説されている動画を 見…
この本の内容 窯選びの基本 100V電気窯 200V電気窯 小型灯油窯 小型ガス窯 小型木炭窯 自宅陶房づくり 窯のある暮らし 私の感想 自分の窯を持ってからが、 陶芸の始まりです。って 聞いた事があります。 粘土から成形が出来るようになっても、 焼成が出来な…
この本の内容 日本のごはん、 中国のごはん、アジア風の料理、 イタリアのごはん。 それぞれメニューとそれに合う器の紹介と その作り方が載っています。 器の作り方は、詳細ですが、 料理のレシピはありません。 各ジャンルの料理にまつわる 小話あり。 私…
この本で学べる事 自宅で金継ぎをする方法 本物の漆を用いた「もっとも」伝統的なやり方で、 「もっとも」簡略化したやり方 「もっとも」体に害のないやり方 「もっとも」お金のかからないやり方 この本の内容 割れ、欠け、ひび、ほつれ それぞれの治し方を…