SPICY GARDEN

陶芸分科会女子......あれから30年!

「週末陶芸のすすめ」 林寧彦 晶文社

サラリーマンとして

CMプランナーのお仕事をされるなか、

一生の趣味が持ちたいと

陶芸を始めた林さんの自伝。

 

ゴルフもやってみた、

釣りもやってみた、

でも違った。

陶芸教室に行ってみたら、はまったそうです。

 

わかる、その気持ち〜、と

共感しながら

続きにぐいぐい引き込まれながら

読みました。

 

林さん、陶芸教室でどうなっていくのかなーと

興味津々で読み進めて行ったら、

陶芸教室に行った後がすごかった。

 

電動ろくろを買って

ベランダに設置。

深夜に帰宅してからの、夜中の練習。

深夜2時にろくろ挽くって、しかも冬!

 

あれ?

週末陶芸じゃないですね。

週に3回、4回とやってるじゃないですか。。と

ツッコミいれたくなりながらも、

 

どっぷりな話のほうが、

続きが気になる!

案の定、

釉薬をつくりたくなる、

自分の窯をもちたくなる

自宅工房化計画が始まる話は

共感するところ多数で

面白かったです。

 

神奈川のマンションにお住まいでしたが、

福岡に転勤になり、

単身赴任先のマンションを

工房にする話は、

 

苦労と喜びが詳細に語られていて

わくわくしながら読みました。

お仕事柄、人に何かを伝えるのが上手なのでしょう。

 

福岡の陶芸グループの

野焼きに酸化したり、

唐津焼の先生のところで、

登り窯を体験したりと、

 

趣味の段階を超えて行く様子が

キラキラして見えました。