SPICY GARDEN

陶芸分科会女子......あれから30年!

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

手作り作品販売において、お金以外の対価があるのか?

私が現在陶芸に通っているところは、教室ではなく、 地域の「自主運営クラブ」です。 年に一度、地域のお祭りがあり、 やきとりをはじめとする出店などに混じって、 メンバーが作ったものを販売しています。 以前に通っていた陶芸教室では年に1度作品展があ…

「うつわの教科書」 エイ出版

ディスカバージャパンのムック本です。 現代の器から、骨董 そして民藝の知識が詰まった本で、 写真も美しく、眺めたり、読んだりしてます。 民藝については基礎から丁寧に まとめてくれています。 あまり知識がなかったので、 今のところの感想は 「へー、…

菊練りが難しかったワケ

菊練りの上達方法として紹介した動画を見るまで気づかなかった 私の間違いは、なんだったのか。 思い当たるのは2つです。 ひとつは、練る=「土を上から押す」と考えていたこと。 もうひとつは、菊練りするときの手首の角度。 練るということは、 土の中の…

「和の器」 家庭画報特選

厚さ2センチの大型本。 重くて、手に持った状態では読めないこの手の本ですが、 陶磁器、木の器、漆塗り椀、ガラスの器と 和の器えらびに必要な知識がぎっしり紹介されています。 種類、呼び方、歴史などに加えて 取り合わせ(コーディネート)の仕方、 人…

ロクロの回転の方向は右回りがいいか、左回りがいいのか。

電動ロクロはどちらにも回る仕様になっていて、 やりやすい方に回していいようです。 私は成形も削りも時計回りでやっています。 なぜ時計回りに回すようになってのかは、 自分でもわかりません。 教室にあったロクロが、 スイッチ入れたら時計回りだった、 …

「粘土を編む」宮井和子 マコー社

粘土を伸ばしてひも状にしたものを編む事で面状にし、 カーブをつけて籠やバスケット状にした作品と、 人形やアクセサリーにした作品の数々の写真と 作り方が載っている本です。 食器ではないものを作るのもおもしろかなと思い 読み進めて ふと気づくと、ど…

菊練りの上達方法

結論はコチラ。(←急ぐ人用) 陶芸というと、電動ロクロでスイスイーッっと お茶碗などが成形されていく様子を思う方が多いのですが、 陶芸教室で中級のカリキュラムまでは、 すべて「手びねり」でした。 初級からいきなり電動ロクロで水引を教えるところは…

「らくらく七輪陶芸塾」左古文男 日東書院

先日、時短陶芸の本を読みました。 それは、電子レンジと七輪を使うことで 叶うわけですが、 七輪は使ったことが無いので どんなものかと思って手に取ったのが本書。 七輪の使い方よりは、 どちらかというと、成形方法に多くのページが割かれているのが ちょ…

「もようで楽しい陶芸」 島田文雄 佐伯守美 豊福誠 視覚デザイン研究所

陶器に模様をつけるというと 筆で絵を描く事を思い浮かべますが、 他にもいろいろな方法があります。 この本に紹介されているのだけでも5種類。 違う色の土を使う(練り込み) 彫る 貼る 象嵌(ぞうがん)する 化粧土を使う 練り込みは どの色をどの位置に…

「陶芸の釉薬 336の色彩帖」 誠文堂新光社

作品の制作に入るとき、 最初から色と形を決めて制作に入る事もありますが、 素焼きが終わってから釉薬を選ぶ事も多いです。 とくに、初級のころは、 課題となっているものを成形する方法を覚えることに 重きをおいていますので、 作る前から色まで考えてい…

「型紙でかんたん陶芸 歳時を彩る 陶飾り」 両角香 誠文堂新光社

表紙にある陶器のかわいい置物たち、 これ、ぜーんぶ! 型紙を使って簡単にできるという本です。 お正月の「鏡餅」 「おひな様」、「兜」 ハロウィンの「ジャックランタン」 クリスマスの「サンタ、トナカイ、ツリー」 干支の十二支もぜんぶ揃ってます。 個…

陶芸は続けたいけど、作りたいものが特に無い。そんな時どうするか。

通っていた陶芸教室では 初級と中級のカリキュラムがあって 一通りの成形方法が覚えられるようになっていました。 週に1回のクラスに通って、 1年ちょっとで中級までを終えることができました。 自分の好きなものを自由に作れるのは 中級のカリキュラムを終…

「アジア陶芸史」 出川哲朗 中ノ堂一信 弓場紀知 昭和堂

陶芸の芸って何?! ずっと疑問に思っていた事です。 陶芸ってなぜ「陶」の「芸」って言うのかなと。 陶芸家は「芸人」の中に含まれるのかな?と。 なんだか、しっくりこないのです。 この本が教えてくれたのは 陶芸の芸は、芸術の「芸」だということ。 まえ…

「絵付け図案集2 四季の器」編集部 編 マール社

お皿やカップに絵付けをするときは、 基本的に筆で書きます。 ペンでもうまく掛けないのに、 筆になるともう 手も足も出ない!ほど 難しいです。 どんな絵がいいのかも 思いつかなくなります。 さらさらっと書いた風なのに、 しっくりくる絵とは どんなもの…

「骨董ハンター南方見聞録」 島津法樹 講談社

陶磁器の価値は どのように決まるのか。 そんな疑問から、手にした一冊。 骨董品についてあれこれ説明した本は 難しすぎるので、 読み物として楽しめるものから 始める事にしました。 アジア旅行に興味もあり、 「南方見聞録」というタイトルにも 惹かれたか…

手作り陶器は電子レンジと食洗機OKか?

平日も休日も、家事に時間はかけていません。 家事のほとんどは家電にやってもらっています。 洗濯は乾燥まで自動洗濯機、 掃除はルンバで。 夕飯はレンジでチン 食べ終わったら食器は食洗機へ。 ここで気になるのが、 「手作りの」食器は 「レンジでチン」…

100均のお茶碗の25倍のコストがかかる手作りお茶碗の意味って何?!

100円均一のお店の食器コーナーに行くと、 マグカップ、ココット皿などの洋食器から、お茶碗、おわん、 お惣菜用のお皿、お箸、箸置き、おそばを盛りつけるための「ざる」などの 和食器に至るまで、足りないものは思いつかないほど、 必要な食器がなんでもあ…

「10分陶芸」吉田明 双葉社

陶芸は作品になるまで時間がかかりすぎだと感じることがあります。 成形して 乾燥して 素焼きして 釉薬かけて 本焼して この肯定で、陶芸教室だと最短でも1ヶ月。 焼成のスケジュールによっては2ヶ月ぐらいかかります。 それが、この本で紹介されているやり…

「かわいいやきもの」 柏木真里 東京美術

表紙の器がパステルカラー調でかわいいな どこで売ってるのかな と思ったら、 美術館の収蔵品でした。 買うとか、 とんでもないお品だったことにビックリ。 なぜかというと、 今まで美術館とか、博物館とかを見学して 作品を身近に感じた事がなかったからだ…

20代、30代におすすめの陶芸教室の選び方

陶芸教室の「ステレオタイプ」なイメージというと、 お天気の良い平日の午後、定年を迎えた高齢者がのんびりの土いじりをしている。 よく見ると、男女混じっていて、過去の武勇伝や、孫の話題などを談笑しながら、 デザインはちょっと骨董風だけれど、 思い…

「簡単にできる オーブン陶芸」伊藤珠子 倉田てる子 酒井智子 関田寿子 誠文堂新光社

オーブン陶芸と、陶芸の違いで 一番大きいのは、 オーブン陶芸では、 釉薬をかけない。 ということ。 最後に透明なコーティング材を塗ってつやつやにしたり、 そのままの状態で、テラコッタ風だったりします。 オーブン陶土には、 最初から土に色がついてい…

「暮らしを楽しむ オーブン陶芸」 ONDORI

オーブン陶芸とは、 家庭用のオーブンで焼き上げることのできる陶土を使って作る陶芸のことです。 通常の陶芸で作る作品のほとんどは、 オーブン陶芸でも作れます。 そして、その逆もしかり。 なので、オーブン陶芸の本の作品は、 陶芸作品のヒントになりま…

「趣味の陶芸 うつわ作り」 新堀恵理 村石奈津代 ONDORI

ほっこり現代風な和食器の表紙が素敵な本です。 中に紹介されている食器、ポット、花器もどれも暖かみのある風合いでありながら、使い勝手がよさそうなものばかり。 写真が綺麗で見飽きないです。 それぞれの器の土の種類、釉薬の種類が記載されているので、…

「はじめての陶芸」 Gakken

陶芸をやってみたいと思った事はありますか? 自分で気に入ったデザインの食器が作れたらたのしそうだなって。 同時に陶芸って自分に出来る事なんだろうか、 と思ったらこちらの本をめくってみると すごくよくわかると思います。 陶芸の、道具も材料も手順も…

「おいしい和食器」 西山平夫 文化出版局

これから和食器をそろえたい人、 または食器棚の中を入れ替えて必要な物でそろえたいと思っている人に 役立つ本です。 そろえる物は、 まずお茶碗、 パスタやトンカツなど盛れる7寸皿(直径21〜24センチぐらい) 取り分けおかずを盛る大皿 取り分ける銘…