SPICY GARDEN

陶芸分科会女子......あれから30年!

ロクロの回転の方向は右回りがいいか、左回りがいいのか。

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電動ロクロはどちらにも回る仕様になっていて、

やりやすい方に回していいようです。

 

私は成形も削りも時計回りでやっています。

なぜ時計回りに回すようになってのかは、

自分でもわかりません。

 

教室にあったロクロが、

スイッチ入れたら時計回りだった、

という理由だけかも。

(↑私の前に使った人が時計回りだったという事でもあります)

 

電動ロクロを使う理由は、

「薄く仕上げられる」というのもありますが、

短時間で成形できるからです。

 

決まった時間内で数を作るには

どうしてもロクロは欠かせません。

 

早く上達したいのですが、

今は、多くても週に1度しかロクロの練習できません。

素焼きの後のやすりがけや、釉薬掛けがある日は

時間が足りなくてロクロに取り組めない日もあります。

 

ロクロの上達も、

運動神経と多いに関係すると思うので、

実際に手が動かせないときも、

イメージトレーニングをするようにしています。

 

海外の方がアップしている動画を見ることが多いです。

動画がよく頭に入って、

「今度こそ、イメージどおりに成形できるかも!」と

チャレンジしてもなにか上手くいかない。

 

なぜだろう。。。

そして、

ある時、気づいたんです。

 

ろくろの回転が反対だということに。

 

一目見て気づきたかった。

自分の天然ぶりにちょっと笑いました。

 

それにしても、なぜ逆なんだろう。

地軸の回転と関係があるのかな。

 

ほら、流しとか、お風呂の栓を抜いたとき、

お水が渦をまく方向も、

北半球と南半球では逆になるって言いますよね。

 

でも、それなら、

日本で販売して、日本で使用されるロクロでも、

両方に回転させることが出来る仕様になっているのは、

なぜなのか、説明がつきません。

 

グーグル先生に聞いてみたところ、

 

津田沼陶芸教室さんの回答が見つかりました。

 

ロクロで形を作るときは右回転(時計回り)が一般的です。

でも、沖縄や丹波などは左回転です。

 

削りは、瀬戸、京都、備前などが右回転。

沖縄、有田、唐津、萩、丹波などは左回転です。

 

手回しロクロの技術が中国から伝わったところ(右回転)と、

足で蹴る蹴ロクロ(けろくろ)が朝鮮半島から伝わったところ(左回転)、

と言われています。

 

成形と削りで回転を変えることもあるんですね。

 

手びねりのときは、

両方に回転させながら、

成形も削りもしていたことを思い出しました。

 

ロクロに取り掛かる前に、

手びねりから練習するのは、

ロクロの回転も感覚的に覚えるという

目的もあるのかもしれないと思いました。