陶芸をやってみたいと思った事はありますか?
自分で気に入ったデザインの食器が作れたらたのしそうだなって。
同時に陶芸って自分に出来る事なんだろうか、
と思ったらこちらの本をめくってみると
すごくよくわかると思います。
陶芸の、道具も材料も手順も全部載ってます。
しかも写真つきで。
連続写真って動画よりも分かりやすいって事があるんだなと思わせる詳細ぶりです。
絵で説明しているところもあるのですが、
そこは
力の入れ具合とか
力をかける方向
など、それは絵であればこそ分かる!
というポイントで、
まさにかゆいところに手が届く感じがしました。
粘土の固まりの状態から、
器の形にしていくことを
成形と呼び、これには正解の方法はありません。
ほぼ同じではあったりしますが、
陶芸教室によっても、作家さんによっても
やり方は違ったりします。
そこのところをうまーく
一般的なやり方だなーと思うようなもので
しかも、きちんと成形できるやり方が紹介されていて、
陶芸歴3年の私も、大変参考になりました。
土練り、
手捻り、
たたら作り、
ろくろ成形、
装飾の仕方(搔き落とし、印花など)
さらには、
焼成を行う窯や、
素焼き、本焼きの温度についても載っていています。
初めてで、窯を炊くところまでを自分でされる方は少ないかと思いますが
(たいていの陶芸教室は窯炊きは先生がされているかと思います)
この本をひととおり見て、
面白そう
(出来そう、ではなく、面白そう)
と思えた方なら、
陶芸教室で始められるといいかと思いました。