菊練りの上達方法として紹介した動画を見るまで気づかなかった
私の間違いは、なんだったのか。
思い当たるのは2つです。
ひとつは、練る=「土を上から押す」と考えていたこと。
もうひとつは、菊練りするときの手首の角度。
練るということは、
土の中の水分を均一にする目的があり、
そのためには土を板の上で滑らせるように、
(すりつぶすような感じで)
手を動かす必要があるのですが、
私の練り方で間違っていたのは、
土を上から押すようにしていたことでした。
スポンジの水を切るかのように、
上から押さえ込んでいても、
全体的に練ったことにはならないようです。
押す力は必要ですが、
方向が間違っていました。
机の上の土に対して、
上からではなく、
斜めに力を加えるというやり方に変えました。
(力を加える=「押す」ことなので、
言葉で説明するのは、ややこしいですね)
もうひとつの間違い、
手首の角度。
動画の中でも注意がありますが、
両手とも、手首の角度をつけたままにしておく必要があります。
それに気がつかず、
粘土を時計の10時方向に倒したときに
手首が伸びてしまっていました。
そうすると、土を練るのではなく、押しつぶすようになってしまい、
左手で起こしても
次に続かないような形に土が変形しているという
失敗をしていました。
手首の角度が維持できるようになってから、
やっと菊練りらしい模様が見られるようになりました。
自分のやり方の間違いを
自分で気づくことは難しかったですが、
動画をスローで脳内再生して
そのとおりに体を動かすようにしてみると、
「あれ?」脳の指示通りに体が動いてないぞ!
という瞬間が見つかったりします。
(↑これ、ゴルフのレッスンのときも使えるかも)
(でも、ゴルフスウィングの動画だと、脳内スロー再生が難しいという体感がある)
感覚的な、
なんとなくの
見よう見まねで上手くいかないなという方の
参考になればうれしいです。