SPICY GARDEN

陶芸分科会女子......あれから30年!

「器のつくりかた」 田中見依 美術出版社

キホンの基本って

どんな事なんだろう

と思って手に取った一冊。

 

そうじゃないかなと

思ってたところでは、

土を練る事

荒練り→菊練りをすることは

キホンの基本

 

これからもしっかり感触を

つかんでいこうと思いました。

 

土練りから始まったので、

次ぎは成形なのかと予想したら、

二つ目のキホンは、

「芯だし」でした。

 

これも私のやや苦手なポイントだと

自覚があります。

回っているろくろの中心と、

器の中心をあわせることです。

 

ろくろには

同心円状に目印がついていますが、

器が目印と同じ大きさになる事は

まず、ありません。

 

芯だしとは、

 

おおざっぱに真ん中と

思うところに乗せたあと、

器のサイドをたたきながら

少しずつずらしていくことです。

 

何度かやっていると、

ぴたっとくるところがあります。

同心円状に回っていると、

器が一瞬止まって見える瞬間です。

 

芯だしが出来た状態から

高台を削りはじめることが

大切だというのがキホンの基本でした。

 

 

その他、

乾燥の仕方、

釉薬の掛け方、

焼成のスケジュールなど

 

全体的に、

これを見ておけばすぐに作れるな

と思えるように構成されていました。

 

私はお皿やカップを作る事が多く、

お茶碗ってあまり作ろうと思っていなかったのですが、

この本に参考作品にと載っている

お茶碗の形がなんだかいい感じで、

 

欲しくなってしまった。

 

どちらかというと

ご飯よりパンが好きだし、

ダイエットのために常時糖質制限なこともあり、

ご飯茶碗ってあまり使わないのだけど

 

釉薬の色や質感を

アレンジしたら、

スープボールにもなるかなと

妄想。

 

まずは、

いいなと思った形が再現できるように

なること、、

ですね。