この本の内容
焼成と窯の基本
窯の掃除と棚組の基本
素焼き、本焼きの基本
土鍋、上絵、楽焼き焼成の基本
私の感想
この本を読む前に、
私の心の師匠、イノウエセイジさんが
この本について解説されている動画を
見てしまったので、
ちょっと斜め目線で読みました。
それでも、
「セラミックウール」は一度へこむと戻らないので、
窯の掃除では絶対に触らないように、など、
知ってるのと知らないのでは
大きく差がつきそうな事が書いてあって
読んでよかったと思います。
基本的な解説が多いので、
タイトルの「マスター」っていう言葉は
ちょっと期待が込められ過ぎなのかもしれません。
基本としては、
窯詰めするときは、
なるべく多く詰められるように、
熱効率がいいように
熱の影響で歪みやすいものは内側になど
写真付きで細かく解説があり、
窯持ちでなくても、
イメージしやすかったです。
窯があれば、
焼き物ができるって物ではないのだなーと。
分かってきます。
教室の先生の仕事って偉大だったのね、と
改めて思うと同時に、
窯焚きが習える教室があっても
いいのではないかとも思いました。
穴窯や、登り窯の体験会を募集している教室があることは、
知ってはいたのですが、
今までは素通りしていました。
そういったワークショップに参加する人の
動機が分かった気がします。