SPICY GARDEN

陶芸分科会女子......あれから30年!

「古伊万里は愉しい」 「銀花」編集部編 文化出版社

この本の内容

三人の目利きが紹介する

古伊万里

魅力、見所と暮らしの中での生かし方。

 

指南役は、

「自在屋」主人・勝見充男さん、

「古民芸もりた」主人・森田直さん、

「なずな美術」主人・小松由美子さん

です。

 
古伊万里について本書から学んだこと

 

1616年に朝鮮の陶工・李参平(りさんぺい)が

有田でカオリンの鉱山を発見したのが

日本でも磁器が焼かれるようになったきっかけ。

 

初期伊万里は、

素焼きせずに釉薬をかける

生がけが特徴

 

「くらわんか」とは

江戸時代、淀川の飲食物を商う船で

使い捨てにされたと伝えられる、

分厚くて手取りがある

素朴な古伊万里の雑器

 

 

私の感想

 

骨董が好きとか、

古伊万里がいいねと言っても

人によって、違いがでるんだなと

思いながら読みました。

 

結局、値段にかかわらず、

生理的に、

「好き」と思った物を

買ったり、使ったりするのが

 

見る目を養うのに

一番の近道のようです。

 

絵柄が好きなら、

季節ごとの花で

集めたり

 

動物シリーズで集めるのも

愉しそうです。

 

唐草も様々あったり、

 

私だったら

幾何学模様で集めてみたいなと

夢の膨らむ本でした。